コラム
6/7:神奈川支店 河田 潤樹
おはようございます。
河田です。
夏が迫ってきて億劫です。エアコン工事会社で働いていますが、季節の中で夏が一番嫌いです。今日までの経験で夏は暑いと言うことは分かっているので暑いことはそこまで苦ではないのですが、なんといっても虫です。虫がビュンビュン飛んできます。今日くらいは違う生き物が飛んでくるのかな?と思った日も、やっぱり飛んで来たのは虫でした。昔はあんなにセミをわし掴みして児童館のみんなに自慢したり、バッタを見つけるため草むらと同化したり、トンボを追いかけるために外を駆け抜け、途中からトンボの事を忘れてなにも考えず走りまわっていたのに、どうしてこんなにも虫に恐怖を覚えるようになってしまったのか。なにも考えずあんなに走りまわっていたのに。。あんな綺麗な目してたのに。。あんな痩せてたのに。。あんな友達いたのに。。
思いかえせばハチに刺されてから、虫は刺すもんやという恐怖心を覚えてしまったのかもしれません。今でも忘れもしないのですが、部活の帰りにハチが私のお腹にとまり、私はそれに気づかず、気づいた友達から「潤樹!動くな!」と言われたのですが、気づいていない私は友達を笑かそうと言う純粋な思いで、アディダスのエナメルバックをフラフープ代わりにして腰を振り回し、直後に激痛が走りました。
友達から「大丈夫?」と聞かれたのですが、涙目になりながら体を震えさせながらも強がって「何が?」と言い返した日を忘れたことはありません。今考えればエナメルバックをお腹で振り回して、なにをどう笑かそうとしたのか一切意味が分かりませんが、そこは可愛がってやってください。「大丈夫?」と聞いてきた友達も、笑ったらいいのか心配したらいいのか分からない微妙な半にやけの表情だった風景が今にも鮮明によみがえります。
また、虫は関係ありませんが、夏の苦い思い出がもう一つございます。
小学校1年生に時に、ヒマワリだったと思いますが、生徒一人一人植木鉢で花を育て、その過程を絵で日記帳に毎日書き先生に提出するということをクラスで行っていたのですが、邪魔な雑草を抜こうという日に、メインのヒマワリを抜いてしまい、そのことにすぐ気づきましたが、先生が怖くてそんなこと言えず、雑草でごまかすしかないと思いひたすら雑草を育てるという悪行をしてしまい、毎日私の植木鉢だけが雑草でパンパンになっていく様を見るしかなく、水やりの時間が毎日恐怖でした。最後の日に泣きながら先生に謝り、先生が抱きしめてくれたことは私の一生消えることのない思い出です。
思えばあの時に、私の人生に楽はないと気づいたのかもしれません。
自分の胸キュンエピソードを披露して少々赤面しておりますが、皆様が幸せな夏をおくられることを願っております。